検査室だより第1回目の内容はアレルギーについてです。

私たちの体には外から入ってきた異物を排除しようとする「免疫」という機能が備わっていますが、この「免疫」が過剰に働き、通常は体に害のないものにまで反応してしまうことがあります。これがアレルギーです。

これからの時期、特に辛いのが花粉症ではないでしょうか。

花粉症は花粉に対するアレルギー反応が原因となり、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、目のかゆみや充血など様々な症状を引き起こします。

4~5月にかけてスギやヒノキ、シラカンバなどの花粉が飛散します。前日に雨が降った暖かい日などには飛散量が増えるとも言われています。

花粉症対策として、外出時は表面がけばけばした毛織物のような花粉が付着しやすい服は避けること、帰宅時は服や髪についた花粉をよくはらってから家に入り、洗顔やうがいをし鼻をかむこと、などがあります。

アレルギーの原因は一つとは限らず、原因アレルゲンを特定することで予防や回避を行うことができます。

レルギーを疑ったらまず病院で検査を受け、医師による正確な診断を受けましょう。