放射線科(画像診断センタ-)について
担当医 佐藤 功 (画像診断センタ-長)
技師長 中瀬 盛生
当センタ-には常勤医1名、放射線技師4名が在籍し、検査を受ける患者さんの負担をできるかぎり軽減できるように「思いやり」をもって接するように努めています。画像診断、X線検査、骨密度測定、CT検査、MRI検査、などを行っております。2006年12月より画像管理サーバー(PACS)を導入して完全フィルムレス化しており、検査後速やかに画像を診断し、担当医師に提供しています。
- 1階放射線科MRI装置
- 1階放射線科CT装置
- 1階放射線科骨密度測定装置
- 1階放射線科一般撮影装置
使用機器一覧
- 医療画像管理システム(PACS)
- SYNAPSE EX(富士)
- Plissimo EX (パナソニック)
- コンピューテッドラジオグラフィ(CR)
- FCR XL-1(富士)
- デジタルラジオグラフィ(DR)
- DR CALNEO pu (富士)
- DR CALNEO Smart (富士)
- 診断用X線装置 RadSpeed Pro(島津)
- 回診用X線装置 Sirius Starmobile tiara airy (日立)
- 外科用X線装置 Clearscope 1000(Canon)
- 全身用X線CT装置 Aquilion Prime SP/80(Canon)
- MRI装置 Vantage Elan(Canon)
- X線骨密度測定装置(DXA) PRODIGY (GE)
取扱検査一覧
MRI検査
MRIとは(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)の略称です。
強い磁石と電波を利用し、人体の様々な部位を撮像する検査です。
頭部、脊椎、四肢の診断によく使用されます。
平成27年9月に機器を更新し、Canon社製1.5テスラ装置を導入しています。
CT検査
CT(Coputed Tomography:コンピュータ断層撮影)とは、X線を人体に照射し断層画像を撮影する検査です。
頭部、胸部、腹部などが主な撮影部位で、簡単な検査ですが病変の検出に優れた検査です。
80列の検出器を備えたCanon社製マルチスライスCTを使用しており、短時間で高精細な画像が撮影できます。
一般撮影
X線を照射し、透過像を記録し画像化する検査です。(俗にレントゲン検査と呼ばれています)
胸部、腹部、全身の骨などを撮影しています。
富士フィルム社製のDR装置導入し、全ての画像をデジタル化、フィルムレス化しています。
必要に応じて検査着に着替えていただく場合がありますので、ボタンや金具のついた下着類、身に着けている貴金属類は、診断の妨げになるため外していただく場合があります。
骨密度検査
骨粗鬆症の診断には、骨密度の測定が有効です。
当院では、骨代謝学会ガイドライン推奨のDXA法(dual-energy X-ray absorptiometry)で、腰椎、股関節を撮影して検査します。
GE社製の装置で、検査時間は約10分です。
X線を使用しますので、妊娠・妊娠の可能性のある方はの検査は出来ません。
原則更衣していただきますので、更衣し易い服装でお越し下さい。
MRI検査を受けられる方へ
MRIとは(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)の略称です。非常に強い磁石と電波を使い、体の様々な部位の断面像を撮影して、体の内部の状態を調べる検査です。
放射線を使わないので被曝の心配はありません。
検査手順
- 指定時間までに、受付を済ませて下さい。
- 検査時間に担当者がお呼びしますので、待合でお待ち下さい。
- 検査時間が長いため、検査前にトイレに行ってください。(30分~60分かかります)
- 検査着に着替えていただきますが、その際次の物は必ず取り外してください。
- 金属製品(時計、ネックレス、ヘアピン、イヤリング、入れ歯、補聴器など)
- 磁気を使用した製品(キャッシュカード、診察券、エレキバンなど)
- 金属の付いている下着(スリップ、ブラジャー、ガードルなど)
- 金属を含む化粧品(マスカラ、アイシャドーなど)
- 貴重品類は、ロッカーに入れてカギをかけて下さい。
- 良い画像を撮るために
- 検査は横になっているだけで終わりますので、動かないようにしてください。
- 検査の内容によっては造影剤を注射する場合があります。
- 検査は予約制ですので、都合が悪くなった場合は、当病院までご連絡ください。
- 注意事項
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- 体内、体表に医療用品を装着している方は必ず申し出てください。
- ペースメーカー、脳動脈クリップ、ステント、入れ歯、人工関節、義足、義手、
- 骨接合プレート、人工内耳、補聴器、人工弁、人工肛門、避妊リング、その他
- 予約時間を厳守して下さい。
- 強力な磁石を使用しますので、安全のために担当者の指示に従って下さい。
- 食事制限などの前処置が必要な方は、指示に従って下さい。
- 検査中、大きな音がしてうるさく感じるかもしれませんが、横になったまま体を動かさないようにしてください。
- 妊娠または妊娠の可能性のある方は、検査を受けることができない場合がございます。
- 造影検査の場合は、検査同意書に記載していただきます。
- 体内、体表に医療用品を装着している方は必ず申し出てください。
CT検査を受けられる方へ
- 検査の15分前までには、受付等済ませてください。
- 下記に該当する方はCT検査を受けられない事がありますので、前もってご相談ください。
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
X線を使用しますので、原則として妊娠中または妊娠の可能性がある方は、検査を行いません。 - 検査前5日以内に、バリウム検査を受けられた方(胃、食道、大腸)
バリウムが腸内に残存していた場合、検査が出来ない場合があります。
- 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
- 検査時間は約15分(造影検査は約30分)です。
- 頭部検査以外は、原則検査衣に着替えていただきますので、更衣し易い服装でお越し下さい。
(アクセサリー類、ヘアピン、カイロ、エレキバン、湿布類は、外していただく場合があります。) - 胸部、腹部検査は息止めで行いますので、技師の指示に従って下さい。
- 検査により前処置が必要な場合があり、前処置は検査予約時にお伝えします。
検査前の食事について
検査手技・検査部位によって絶食等の前処置が必要となります。
予約時にお伝えする注意事項をお守りください。
CT検査・単純撮影
- 頭部、頚部 食事、飲水制限なし。
- 胸部 飲水制限なし。
- 腹部、骨盤腔 検査4時間前から絶食、水・お茶は飲水可能。(ジュース類、牛乳等は不可)
CT検査・造影撮影
- 検査部位に関わらず絶食。
- 定時薬は服用可能
- 水、お茶は飲水可能(ジュース類、牛乳等は不可)
*造影検査の場合は、検査同意書に記載していただきます。