検査科について
科長 篠原 由美子
当科には、臨床検査技師 9名が在籍しており、迅速かつ正確な検査データを提供できるように日々努めています。
検体検査
- 1階検査室01
- 1階検査室02
- 自動分析装置
一般検査
尿や便の検査で腎臓・肝臓や膀胱の異常を検出したり、消化器の異常をチェックします。
また、胸水、腹水、関節液などの検査もします。
血液検査
貧血や多血症の有無、感染症の有無、血液凝固系の異常や血液自体の病気などの検査をします。
生化学検査
血液や尿の中に含まれている様々な成分を自動分析装置を用いて測定します。病気の診断や治療の経過判定の補助となります。
免疫検査
感染や免疫異常などによる病態把握や経過観察のために調べる検査です。自動分析装置を用いて測定します。
生理検査
循環機能検査
①心電図検査
胸部、手足などに電極をつけて、波形を記録します。その波形から不整脈、心肥大、虚血性心疾患などを調べます。
②マスター負荷心電図検査
二段式の階段を上り下りし、その前後の心電図を計測します。安静時心電図だけでは判定が困難な虚血性心疾患や不整脈の診断に有効です。
③ホルター心電図検査
小型軽量の機械をつけて、24時間の心電図を記録します。これを解析して不整脈、狭心症発作の有無を調べます。
④動脈硬化(ABI)検査
両手両足の血圧と脈波を測定して、血管の硬さと足の血管の詰まりの程度を調べます。
呼吸機能検査
鼻をノーズクリップでとめ、マウスピースをくわえて口呼吸で行います。肺活量と気道の状態をみる検査です。
超音波検査(心臓・腹部・血管・体表・関節など)
からだの表面から超音波をあて、反射してくる超音波を受信して画像を得る検査です。腹部、心臓、血管など、様々な領域が対象となります。
聴覚検査
耳にヘッドホンをつけ、オージオメーターから出る大小の音が聞きとれるかどうかを調べます。
睡眠時無呼吸検査
額、鼻、顎、胸部、腹部にセンサーを付けて、一晩睡眠中に何回無呼吸があったかを調べる検査です。