看護部理念
地域から信頼されるように、専門職として知識、技術を磨き
患者さんに安全・安心していただける看護を実践します
基本方針
1.患者さんの人間としての尊厳と権利を尊重します
2.他部門とコミュニケーションをよくし、患者さん中心のチーム医療を提供します
3.豊かな人間関係と専門知識、技術を持ち的確に判断し実践できるスタッフを育成します
4.誇りとやりがいを持った看護実践に努めます
総看護師長あいさつ
総看護師長 小西 勝子
当院では、専門とするリウマチ・膠原病と腎臓病グループのどちらかに、全看護師が関わり、指導看護師を中心に他職種と連携し、チームで患者様への指導に力を入れています。
現在、リウマチケアナース4名、慢性疾患指導看護師1名・腹膜透析指導看護師5名が資格を取得しています。リウマチ担当看護師は、リウマチケアナースの資格取得に向けて研修に参加したり、他職種との合同カンファレンスでは、症例発表及び症例検討や患者指導・ケアの見直しを行っています。腎臓病グループでは、集団での患者指導を行ったり、慢性腎不全の患者さまに対して療法選択(人工透析・腹膜透析・腎臓移植のうち、どの治療を選択するか)の相談やアドバイスを行っています。
高齢社会となり、患者様が少しでも長く自宅で自分らしく生活できる事を目標に指導を行っていますが、退院後も地域の方々と連携し支援できるようになればよいと思っています。
看護師は、目まぐるしく変化する医療の中で質の高い治療・ケアが提供できるよう自己研鑽にはげみ知識の習得に努めるとともに、看護師特定行為など看護の領域も拡大していきます。積極的に色々な研修に参加し、多くの方と出会い情報を得ることで知識だけでは得られないことなどを学んで欲しいと思います。
そのためには、私たち管理職はワークライフバランスが充実し、働きやすい職場環境を作ることが必要と考えます。
また、来院される患者様・家族の皆様が心から安心して治療が受けられ、ここに来て良かったと思えるよう病院・看護部の理念・基本方針を念頭に信頼できる病院であり続けられるようにしたいと思います。
外来
外来看護師:12名
関節リウマチ・膠原病、腎臓病の患者さまを中心に1日平均220名の方が受診されています。
採血室・処置室・内視鏡室・CAPD室などの業務を分担・協力し、診療がスムーズに行えるよう心がけています。
外来スタッフは、来院された患者さまや家族の方が安心して診療や検査、治療を受けられるように、そして、親切・丁寧な看護ケアを提供しています。
病棟
当病棟は、病床数38床あり1日に常時9名以上の看護スタッフ(看護師・准看護師)が勤務しております。主に、膠原病、腎臓病の患者が多く、各患者様に合った看護を行い、状態の変化を迅速に察知し、医師の指示のもとスムーズに
治療が行えるよう努めております。
リウマチ患者さまには、問診し各患者にあったリウマチ指導を入院中に行ったり、地域連携を活用し、退院後も負担を軽減できるよう支援しております。
透析室
透析室では、ベッド数32床で、全台オンラインHDF、IHDF(間歇的血液透析濾過)ができます。オンラインHDFをすることにより、大量補液が可能となり透析中の血圧が下がりにくく、透析アミロイド症の予防にもなります。
現在、夜間透析は満床ですが、夜間透析を行うことにより、患者さんの生活スタイルに合わせた治療を提供しています。
自己管理ができない患者さんに対しては、ベッドサイドでの個別指導を行い、安全で快適な治療が出来るよう援助しています。