当院は、1999年より、故倉田典之先生、故瀬戸邦雄先生、理事長猪尾昌之先生が、膠原病と腎臓の専門病院を作るということを目標に、まず宇多津クリニックとして開院いたしました。
それから24年が経ち、宇多津クリニックと宇多津浜クリニックが統合して宇多津病院となり、専門医の先生の数も増え、大学病院からも多数の先生が来てくださるようになりました。
治療法も目覚ましい変化を遂げ、生物学的製剤やJAK阻害剤などが使用できるようになり、多数の疾患の治療法も確立されてきています。
一方日本は、急激に高齢化社会を迎えてまいりました。高齢発症関節リウマチをはじめ高齢の方々の罹患が非常に多くなっております。それに伴い、合併症(認知症を含め)を抱えた膠原病、腎疾患の方々が非常に多くなっています。
専門的な治療はもちろんのこと、いろいろな病院との連携を深めながら、合併症に対しても我々自身も総合的な疾患管理をおこなっております。また、看護部、薬剤部、リハビリテーション科、栄養科、地域連携室(ソーシャルワーカー)、在宅訪問医療など、チームで治療を進め、患者様のニーズにお答えできるよう日々精進しております。
皆さん 不安を抱えて当院を受診して来られると思いますが、共に前向きに治療をして参りましょう。きっとご本人に合った治療法があるはずです。
病院長プロフィール
病院長 大西 郁子
香川県出身 高松高校 愛媛大学医学部出身
平成11年 宇多津クリニック勤務
平成17年 宇多津浜クリニック副院長
平成27年 宇多津病院副院長
令和6年4月 宇多津病院院長
所属・活動
医学博士(専門 膠原病)
日本内科学会専門医 指導医
日本リウマチ学会専門医 指導医
リウマチ学会評議員