このコーナーのNo.13(2020年1月)で楽々卒煙「あいうえお」として五つのポイントをお話しました。その五つのうちのトップ、「あ」の「明るくやめよう」をもっと詳しく、良い話、具体的なことを教えて欲しい、とのご意見をいただきました。今回は禁煙して良かった、という私がいただいたお話を述べてみたいと思います。ポイントはタバコを吸って体が悪くなる、という意識ではなく、禁煙して良いことを、ポジティブに考えようということです。すなわち以下のとおりです。
・タバコを吸う場所を考えなくて良い
・ゴルフで歩いてもしんどくない
・水泳で途中休まなくても泳げる
・娘の部屋に入れてくれるようになった
・タバコの煙ってあんなに臭いものとは!!
・不快なにおいが消える
・火の心配をしなくて良い
・タバコのセットが要らなくなり身軽になる
・喫煙場所を探さなくて良い
・意思が弱いと評価されない
・達成感
・自信がつく
・病気への不安がなくなる
・自己嫌悪にサヨナラ
・会社や家庭での後ろめたさがなくなる
・ゴルフで歩いても楽になった
・水泳が途中で休まなくても良い
・タバコ代を好きなものにつぎ込む
このようなことを三つ以上思い描いて下さい。繰り返しますが、悪いイメージを避けようとするのではなく、良いイメージ、良い方向を思って下さい。「タバコを吸うと癌になる」と言うのではなく「タバコをやめると病気になる確率は低くなる」、等々です。前回のこの欄で述べた新型コロナウイルス感染を避けるためにも、指を口に持っていく行為であるタバコを吸うことをやめることを、この際うがいと手洗いと同様に、タバコをやめると新型コロナ肺炎の予防にもなる、というのはいかがでしょうか。
リスボン市街を見下ろす
ポルトガル